スタイリッシュにJ-POPしている、パリス・マッチの3枚目となるオリジナル。ボサノヴァ風を決めながらもみずみずしくポップにはじけ、その上、ほどよく快適なまでの疾走感。なのに風薫る陽射しの中でのまどろみのようで…。 　　計算ずくの用意周到さもありながら、解放感や人肌のぬくもりもある。これが、彼らが自然体で生み出す音楽というのだから…。「おしゃれ」という言葉で片付けるにはあまりにも安直過ぎるのであるが、うーん、やっぱりおしゃれ！