このアルバムにおいては、村田陽一さん、そしてトニーニョ・オルタの貢献度が非常に高く、またメンバーもジャズフュージョン界の腕利きプレイヤーがぞくぞくと登場するところが素晴らしい。マークイーガンだの、ギルゴールドスタインや、アンディスニッツァーにランディブレッカーって挙げればきりが無いのでここまでにしておきますが、これでピンと来た方でまだチェックしてない人は、聴く方が良いですよ。特に一曲目のトムジョビンの名曲"RED BLOUSE"は、小野リサさんのスキャットが素晴らしく美しくばっちりです。村田さんのアレンジが素晴らしい。多分過去で聴いたこの曲のカバーの中ではベストな仕上がり。他にも３でマイケルブレッカーがソロをとってますし、全体的にトニーニョオルタの素敵なギタープレイがたっぷりと聴けます。僕は、7の"Non stop to Brasil"が好き。曲も好きだし演奏が素晴らしいです。オススメですよ。