歌词
透明な哀しみの中で - Junko Sakurada
作词:阿久 悠
作曲:大野 克夫
悲しみよ
こんにちわの絵のように
涙のしずくを
ぶらさげて歩いています
透きとおった
黄昏の中
街路樹が
ふるえながら立っている
コートも着ないで
歩くのは可哀想で
誰もがみな
ふりかえります
悪い娘に
悪い娘になれるものなら
なりたいわ
なりたいわ 今すぐに
この哀しみが
消えて行くまで
じっとしているのは
つらいわ
一度だけ
くちづけしたくちびるが
つめたく乾いた
北風にひび割れている
おしゃべりさえ
出来なくなって
街の灯が
こおえながらまたたいて
迷い子みたいに
ふらふらと歩いています
胸の中を 空っぽにして
悪い娘に
悪い娘になれるものなら
なりたいわ
なりたいわ 今すぐに
この哀しみが
消えて行くまで
じっとしているのは つらいわ
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