小山田 圭吾(おやまだ けいご、1969年1月27日 - )は、日本のミュージシャン。フリッパーズ・ギターのメンバーとして1989年にデビューし、フリッパーズ・ギター解散後は主にソロユニットCornelius(コーネリアス)として活動。      経歴           和田弘とマヒナスターズの三原さと志の長男として、東京に生まれる。版画家の中林忠良は義理の叔父(父方の叔母の夫)。       ベンチャーキャピタリストである伊藤穰一とははとこにあたる。[2]また、イギリスのロックバンドのLushのヴォーカル、ミキ・ベレーニともはとこにあたるほか、ミキは永積崇ともいとこであることから小山田と永積もまた親戚にあたる。       和光大学附属中学校・高等学校卒業。ROCKIN'ON JAPAN1994年1月号、クイック・ジャパン1995年8月号に掲載されたインタビュー内で、学生時代に障害者の同級生に対するいじめに加わっていたと発言している。セツ・モードセミナーに通う傍ら、中学校の同級生であった小沢健二らと共にフリッパーズ・ギターを結成しメジャーデビュー。解散後、しばしの期間を経て小山田圭吾によるソロプロジェクトCorneliusとして音楽活動を再開する。       活動初期から中期かけての楽曲においては、手法としてサンプリングの採用、テルミンを用いる演奏、HDDによる多重録音、ヘヴィメタルへの傾倒と新解釈、シンセサイザーを前に出した演奏、ハーモニー効果の模索、サウンド・エンジニアリングの創意工夫等が施された作品を発表している。また音楽プロデューサーとしても多くのミュージシャンの活動に貢献している。       さらに1992年よりレコードレーベル「トラットリア(Trattoria Records)」を主宰する。その活動は、作品発表の場を求めるミュージシャンと新たな音楽を求める聴衆の掛け橋として機能した。小規模のレーベルによる作品の頒布はそれまでにも存在したが、このレーベルは新しい潮流の軽音楽を、単に一部の熱狂的な聴衆に提供するにとどまらず、全国の一般的な聴衆に広く頒布することを可能にした。2002年にこのレーベルは終了したが、その活動期間は10年にわたり、250の作品をリリースした。       1995年、森永のチョコレート「小枝」のCMに女装して「森の中の少女」として出演した。       1997年、『FANTASMA』リリース後、アメリカのマタドール・レコードと契約。それを機に『FANTASMA』『POINT』(2001年作)の2作を世界21カ国で発表。この時期から現在まで、ツアーなどを含む海外での活動も盛んに行われることとなる。2000年にミュージシャンの嶺川貴子と結婚、同年11月2日に子息が誕生した。なお、嶺川とはのちの2012年に離婚している。       それ以外にもBeck、Blur、Sting、Moby、Kings of Convenience、Yellow Magic Orchestra、Sketch Show、ピチカート・ファイヴ、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、テイ・トウワ、スチャダラパー、電気グルーヴ、石野卓球、砂原良徳、EYE、OOIOO、Buffalo Daughter、坂本慎太郎、hide、Tahiti 80、Bloc Party、Manic Street Preachers、The Go!Team、MGMT、Gotye、Arto Lindsay、k.d.lang、Prefuse 73、Merzbow、高木正勝、UNKLE、Coldcut、The High Llamas、The Pastels、The Books、Petra Hadenなど、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやリミックスを行っている(#参加作品項を参照)。また、1999年にはThe Flaming Lipsとコーチェラ・フェスティバルやレディング・フェスティバルなどを含むアメリカ・ヨーロッパツアー、2002年にはAirとグラストンベリー・フェスティバルなどを含むヨーロッパツアーを行っている。           2003年よりNHK-FMにおいて「小山田圭吾の中目黒ラジオ」を放送。夏と冬(元旦)の年2回のレギュラー番組で、毎回このために製作されたDJミックス(というよりも、実際は様々な音ネタによるサウンドコラージュの様相を呈している)が1時間弱放送される。       2003年 - 2005年に、V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館/ロンドン)で行われた展覧会「Shhh…」への楽曲提供や、バービカン・アートギャラリー(ロンドン)で行われたJAM展などへの映像作品の出展、世界最大の映像の祭典「RESFest」にノミネートされたミュージッククリップ「DROP (DO IT AGAIN)」が、ベストオーディエンス賞を受賞するなど、音楽はもとより映像作品の制作など、幅広い活動を展開している。       2006年、アルバム『SENSUOUS』の発表とともに4度目のワールドツアー“SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW”を開始。公演の際には“THE CORNELIUS GROUP”とのバンド名義で活動。海外ツアーのオープニングアクトにはホーリー・ファックを迎えた。またビースティ・ボーイズとのツアーも開催。       2008年、NHK-BShiにてワールドツアーの特集番組「小山田圭吾の中目黒テレビ〜コーネリアス・ワールド・ツアー 2006-2008」が放送された。日・米・欧・豪でのツアーの模様が伝えられた。また、映像作品集「SENSURROUND + B-Sides」が、アメリカ「第51回グラミー賞」最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞にノミネートされた。       2009年9月より、オノ・ヨーコと息子のショーン・レノンらと共にYOKO ONO PLASTIC ONO BANDのバンド名義で活動開始。       2011年1月より、女性ヴォーカルSalyuの多重録音をコンセプトとした「salyu × salyu」の活動を開始。小山田全面プロデュースによるコラボレーションアルバム『s(o)un(d)beams』のリリースと共に、全国ツアーを開始。翌年開催されたバルセロナのソナー・フェスティバルやロンドンの「JAZZ CAFÉ LONDON」には、"Conrlius presents salyu x salyu"として出演した。       2013年よりNHK-FMにおいて「小山田圭吾の新町ラジオ」を放送。       2015年3月、長男の小山田米呂がギタリストとして参加する中学生バンド「Sure Shot」がファッションブランドPRETTY GREEN青山店でライブ開催。       2015年8月、新曲を含めた自選ワーク集「Constellations Of Music」発売。       2016年1月、高橋幸宏、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井らと共に結成したバンドMETAFIVEとして、アルバム「META」を発売。6月にリマスター盤「FANTASMA」のLPを海外リリース。8月には新ベーシストに大野由美子(Buffalo Daughter)を迎え、8年ぶりとなるアメリカツアーを行った。ロサンゼルス公演にはBeckがサプライズ出演する一幕もあった。       2017年6月、10年半ぶりのスタジオ・アルバム「Mellow Waves」の発表を前に、7インチシングル「あなたがいるなら」、「いつか/どこか」を発売。また、「Mellow Waves」リリース・パーティおよび全国ツアー、FUJI ROCK FESTIVAL '17、ライジング・サン・ロックフェスティバル、SWEET LOVE SHOWERに出演した。9月、「夢の中で」を7インチ・シングルカット。10月、Beckの日本武道館公演にゲスト出演。       2018年1月、「Mellow Waves」のLP、カセットを海外リリース。2月にヤン富田とのライブ、3月にメキシコ(NRMAL Festivalのヘッドライナー)・北米ツアーを、また「デザインあ2」オリジナルサウンドトラックのリリース、5月にCircle'18のヘッドライナー、6月にイギリスのField DayとスペインのSónar Music Festival、7月に「デザインあ3」オリジナルサウンドトラックのリリース、8月にSONIC MANIA[13]と、東京JAZZに出演予定であることが明かされた。北米ツアーの際には、米ラジオ局「NPR」の人気企画「Tiny Desk Concerts」に出演した。また4月からα-STATION「FLAG RADIO」のレギュラーDJを担当している。      Japanese pop-noise savant Cornelius was born Keigo Oyamada in 1969; a self-taught guitarist inspired early on by Kiss and Black Sabbath, his musical alias was later chosen as an homage to the Planet of the Apes film series. A product of the same Shibuya-kei bubblegum scene that also gave rise to Pizzicato Five, Cornelius debuted in 1993 with the EP Holydays in the Sun, the first release from his own Trattoria label. He became a national teen idol in the wake of the release of 1994s full-length The First Question Award and a year later he issued the album 69/96, followed in 1996 by the remix LP 96/69. Released in 1997, Fantasma was his creative and commercial breakthrough, a kaleidoscopic, genre-hopping joy ride through contemporary musical history that became Cornelius first American release when it was reissued by Matador a year later. Another pair of remix collections, CM and FM, followed in 1999. 2002s Point took Corneliuss sound in a more streamlined yet abstract direction, which was echoed by 2006s Sensuous. The album was released in the U.S. in spring 2007.
  小山田 圭吾(おやまだ けいご、1969年1月27日 - )は、日本のミュージシャン。フリッパーズ・ギターのメンバーとして1989年にデビューし、フリッパーズ・ギター解散後は主にソロユニットCornelius(コーネリアス)として活動。      経歴           和田弘とマヒナスターズの三原さと志の長男として、東京に生まれる。版画家の中林忠良は義理の叔父(父方の叔母の夫)。       ベンチャーキャピタリストである伊藤穰一とははとこにあたる。[2]また、イギリスのロックバンドのLushのヴォーカル、ミキ・ベレーニともはとこにあたるほか、ミキは永積崇ともいとこであることから小山田と永積もまた親戚にあたる。       和光大学附属中学校・高等学校卒業。ROCKIN'ON JAPAN1994年1月号、クイック・ジャパン1995年8月号に掲載されたインタビュー内で、学生時代に障害者の同級生に対するいじめに加わっていたと発言している。セツ・モードセミナーに通う傍ら、中学校の同級生であった小沢健二らと共にフリッパーズ・ギターを結成しメジャーデビュー。解散後、しばしの期間を経て小山田圭吾によるソロプロジェクトCorneliusとして音楽活動を再開する。       活動初期から中期かけての楽曲においては、手法としてサンプリングの採用、テルミンを用いる演奏、HDDによる多重録音、ヘヴィメタルへの傾倒と新解釈、シンセサイザーを前に出した演奏、ハーモニー効果の模索、サウンド・エンジニアリングの創意工夫等が施された作品を発表している。また音楽プロデューサーとしても多くのミュージシャンの活動に貢献している。       さらに1992年よりレコードレーベル「トラットリア(Trattoria Records)」を主宰する。その活動は、作品発表の場を求めるミュージシャンと新たな音楽を求める聴衆の掛け橋として機能した。小規模のレーベルによる作品の頒布はそれまでにも存在したが、このレーベルは新しい潮流の軽音楽を、単に一部の熱狂的な聴衆に提供するにとどまらず、全国の一般的な聴衆に広く頒布することを可能にした。2002年にこのレーベルは終了したが、その活動期間は10年にわたり、250の作品をリリースした。       1995年、森永のチョコレート「小枝」のCMに女装して「森の中の少女」として出演した。       1997年、『FANTASMA』リリース後、アメリカのマタドール・レコードと契約。それを機に『FANTASMA』『POINT』(2001年作)の2作を世界21カ国で発表。この時期から現在まで、ツアーなどを含む海外での活動も盛んに行われることとなる。2000年にミュージシャンの嶺川貴子と結婚、同年11月2日に子息が誕生した。なお、嶺川とはのちの2012年に離婚している。       それ以外にもBeck、Blur、Sting、Moby、Kings of Convenience、Yellow Magic Orchestra、Sketch Show、ピチカート・ファイヴ、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏、テイ・トウワ、スチャダラパー、電気グルーヴ、石野卓球、砂原良徳、EYE、OOIOO、Buffalo Daughter、坂本慎太郎、hide、Tahiti 80、Bloc Party、Manic Street Preachers、The Go!Team、MGMT、Gotye、Arto Lindsay、k.d.lang、Prefuse 73、Merzbow、高木正勝、UNKLE、Coldcut、The High Llamas、The Pastels、The Books、Petra Hadenなど、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやリミックスを行っている(#参加作品項を参照)。また、1999年にはThe Flaming Lipsとコーチェラ・フェスティバルやレディング・フェスティバルなどを含むアメリカ・ヨーロッパツアー、2002年にはAirとグラストンベリー・フェスティバルなどを含むヨーロッパツアーを行っている。           2003年よりNHK-FMにおいて「小山田圭吾の中目黒ラジオ」を放送。夏と冬(元旦)の年2回のレギュラー番組で、毎回このために製作されたDJミックス(というよりも、実際は様々な音ネタによるサウンドコラージュの様相を呈している)が1時間弱放送される。       2003年 - 2005年に、V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館/ロンドン)で行われた展覧会「Shhh…」への楽曲提供や、バービカン・アートギャラリー(ロンドン)で行われたJAM展などへの映像作品の出展、世界最大の映像の祭典「RESFest」にノミネートされたミュージッククリップ「DROP (DO IT AGAIN)」が、ベストオーディエンス賞を受賞するなど、音楽はもとより映像作品の制作など、幅広い活動を展開している。       2006年、アルバム『SENSUOUS』の発表とともに4度目のワールドツアー“SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW”を開始。公演の際には“THE CORNELIUS GROUP”とのバンド名義で活動。海外ツアーのオープニングアクトにはホーリー・ファックを迎えた。またビースティ・ボーイズとのツアーも開催。       2008年、NHK-BShiにてワールドツアーの特集番組「小山田圭吾の中目黒テレビ〜コーネリアス・ワールド・ツアー 2006-2008」が放送された。日・米・欧・豪でのツアーの模様が伝えられた。また、映像作品集「SENSURROUND + B-Sides」が、アメリカ「第51回グラミー賞」最優秀サラウンド・サウンド・アルバム賞にノミネートされた。       2009年9月より、オノ・ヨーコと息子のショーン・レノンらと共にYOKO ONO PLASTIC ONO BANDのバンド名義で活動開始。       2011年1月より、女性ヴォーカルSalyuの多重録音をコンセプトとした「salyu × salyu」の活動を開始。小山田全面プロデュースによるコラボレーションアルバム『s(o)un(d)beams』のリリースと共に、全国ツアーを開始。翌年開催されたバルセロナのソナー・フェスティバルやロンドンの「JAZZ CAFÉ LONDON」には、"Conrlius presents salyu x salyu"として出演した。       2013年よりNHK-FMにおいて「小山田圭吾の新町ラジオ」を放送。       2015年3月、長男の小山田米呂がギタリストとして参加する中学生バンド「Sure Shot」がファッションブランドPRETTY GREEN青山店でライブ開催。       2015年8月、新曲を含めた自選ワーク集「Constellations Of Music」発売。       2016年1月、高橋幸宏、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井らと共に結成したバンドMETAFIVEとして、アルバム「META」を発売。6月にリマスター盤「FANTASMA」のLPを海外リリース。8月には新ベーシストに大野由美子(Buffalo Daughter)を迎え、8年ぶりとなるアメリカツアーを行った。ロサンゼルス公演にはBeckがサプライズ出演する一幕もあった。       2017年6月、10年半ぶりのスタジオ・アルバム「Mellow Waves」の発表を前に、7インチシングル「あなたがいるなら」、「いつか/どこか」を発売。また、「Mellow Waves」リリース・パーティおよび全国ツアー、FUJI ROCK FESTIVAL '17、ライジング・サン・ロックフェスティバル、SWEET LOVE SHOWERに出演した。9月、「夢の中で」を7インチ・シングルカット。10月、Beckの日本武道館公演にゲスト出演。       2018年1月、「Mellow Waves」のLP、カセットを海外リリース。2月にヤン富田とのライブ、3月にメキシコ(NRMAL Festivalのヘッドライナー)・北米ツアーを、また「デザインあ2」オリジナルサウンドトラックのリリース、5月にCircle'18のヘッドライナー、6月にイギリスのField DayとスペインのSónar Music Festival、7月に「デザインあ3」オリジナルサウンドトラックのリリース、8月にSONIC MANIA[13]と、東京JAZZに出演予定であることが明かされた。北米ツアーの際には、米ラジオ局「NPR」の人気企画「Tiny Desk Concerts」に出演した。また4月からα-STATION「FLAG RADIO」のレギュラーDJを担当している。      Japanese pop-noise savant Cornelius was born Keigo Oyamada in 1969; a self-taught guitarist inspired early on by Kiss and Black Sabbath, his musical alias was later chosen as an homage to the Planet of the Apes film series. A product of the same Shibuya-kei bubblegum scene that also gave rise to Pizzicato Five, Cornelius debuted in 1993 with the EP Holydays in the Sun, the first release from his own Trattoria label. He became a national teen idol in the wake of the release of 1994s full-length The First Question Award and a year later he issued the album 69/96, followed in 1996 by the remix LP 96/69. Released in 1997, Fantasma was his creative and commercial breakthrough, a kaleidoscopic, genre-hopping joy ride through contemporary musical history that became Cornelius first American release when it was reissued by Matador a year later. Another pair of remix collections, CM and FM, followed in 1999. 2002s Point took Corneliuss sound in a more streamlined yet abstract direction, which was echoed by 2006s Sensuous. The album was released in the U.S. in spring 2007.
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